イギリスのテストの話

みなさんこんにちは翔です。

イギリスの一番短い夏学期はもうすぐ終わりを迎えようとしています。

 

先日テストが終わり、Math, Geography, Science, EnglishのテストとHistoryのエッセーという来て1ヶ月にしては中々の鬼仕様な日々が過ぎました。(日本と比べれば少ないと思いますが...)

 

今回はイギリスのテストについてお話ししたいと思います。

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Math

まず鬼日程の最初を飾ったのはMathでした。

実を言うとMathのテストは先週に一度あってそれと今週ので平均を出して成績をつけるという事になってます。

実際の内容なんですが今は距離、時間、速度に関する文章題を主にやっています。

問題自体は難しくありませんが、英語で出題されるので1語でもわからない単語があると問題の全容がわからず、かなり苦戦します。

一ヶ月が経って問題の8割から9割は理解できるようになったのですが、まだどうしても語彙力が追いつかず試験が終わったあとはクタクタになっていました。

そして結果は23.5/27でした。

そこまでひどくはありませんが問題を考えるともう少し取れたかなというところ。

 

試験を解いていて日本と違うなと気付いたことが2つ。

1つ目は関数電卓を使えるということ

これは有名な話かもしれませんがイギリスでは関数電卓を使って計算をします。

これのメリットは、計算ミスが減り計算が楽になるという点。

逆にデメリットは答えの桁数がおかしくなるというところですね。

そしてもう一つは式の最初に公式を書くように言われるということ

これに関してはちゃんと理由がありどの公式を使ったのか何を代入したのかをわかりやすくして採点をしやすくすることで誤採点(間違えてバツにされる)を防ぐためです。

ちなみにですがこの試験も含めIGCSE(留学生向けのGCSE)の試験等では基本的に英語→日本語などの辞書(意味の書いてないただ翻訳するだけのもの)なら使うことができます。(すべての学校ではないと思いますが)

 

Geography

2つ目にGeographyのテストがありました。

試験の内容は今学期習った地震、火山に関するもので、具体的には火山の構造、地震、噴火がどのように起こるか,etc.というものでした。

そしてその結果は40点満点中27.5点。

クラスの平均点が26点前後だったのでほぼ平均。

ただ10人中3人が平均点を爆上げしているので20点台前半〜くらいが一番い多かった印象です。

Science

3つ目のテストはScienceでした。

Scienceでは発電(再生可能と枯渇性エネルギー)、星の生命サイクル、波、光の反射と屈折、宇宙の成り立ち、クロマトグラフィーが出題されました。

そしてその結果は74点満点中40点で54%。

テストパスのラインが50%だったのでギリギリパスすることができました。

ただ問題的にはもう少し点数を取れたと思うので復習と問題を早く正確に解くための努力が必要だなと痛感しました。

History

そして最後はHistoryのエッセイでした。

このエッセイでは1000〜1250文字でキューバ危機に関することを書くというものでした。

これだけ文字数を書くのは初めてで、なおかつエッセイということでフォーマルな英語を使うことが求められるため書き上げるのに2週間弱の時間かかりました。

このエッセイに関しても点数がつけられ23.5/40でした。平均が18点前後ということでかなりいい出来だったかなと思います。ただ先生からの指摘やお手本のエッセイを読んでもう少し推敲できたかなと思います。

English

EnglishのテストはトリニティカレッジのISE 1という英検の2級から準1級に相当するテストを受けました。(今回受けた試験のサンプルはこちらから見れます)

今回はSpeakingとListeningの試験を受け、ハーフタイム(学期間にある1週間程度の休み)のあとにReadingとWritingのテストを受けました。

これに関してはどちらもまだ結果が出ていないのですが、内容は自分が決めたトピックについて4分程度の会話、試験官が決めたトピック(一般的なもの)について2分程度の会話、そして録音された音声を聞いてそれについて応えるというのを10分程度というものです

Speaking、Listeningのテストはそこまで難しくはなく試験官の方も優しい方である程度リラックスして受けることができました。

 

ReadingとWritingに関しては長文読解が1問、4つタイプの文章読解が1問、そこから学校に掲載する記事のWritingが1問、最後に新聞社への提案の手紙を書くWritingが1問、計2時間のテストでした。

 

これに関しては授業でかなり予習をしていたのですがWritingでかなり点を落としそうなのでパスできるかは微妙なラインになりそうです。

 

まとめ

ここまで 今学期私が受けたイギリスの試験ついてお話してきました。

ほとんどの試験は日本のものと大きな差はないと思いますがHistoryのエッセイに関しては日本ではあまり見かけないと思います。

今学期は時間がなかったためHistoryのエッセイは1つでしたがHistoryの授業では多くのエッセイを書くことになります。
Historyのエッセイは難しいというのは当然ですが間違いなくWrtingスキルの上達につながると思います。